研究課題/領域番号 |
16K01784
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 九州ルーテル学院大学 |
研究代表者 |
高野 美雪 九州ルーテル学院大学, 人文学部, 准教授 (40433031)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ヘルスプロモーション / 生活リズム / 疲労 / 睡眠 / 発達障がい児 / 予防 / フィンランド / 健康増進 |
研究成果の概要 |
本研究でのインタビュー、質問紙調査結果では、発達障がい児自身や定型発達児や保護者の健康状態が日本に比べフィンランドにおいて疲労が少なく、睡眠問題も少なかった。その要因として、フィンランドは、支援ニーズに即した対応、教員や専門家だけでなく、保護者や子ども自身も理解した上での支援が実施されていた。一方、卒後や支援対象外となった場合は、フォローアップしていないというコメントであった。 日本においても、個別睡眠解説返却、学校教職員、校内学校保健委員会での報告(2019)を通し、卒後の生活習慣維持について懸念されるコメントはあるものの、現在の教育支援の視点として取り入れているというコメントはなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活リズム形成のための健康増進要因は、発達障がいの子どもや保護者への分かりやすい説明と支援が重要である。本研究では、小学生から中学生の子どもと保護者を対象に実施されたが、実施内容の工夫は,フィンランドでは多く見られ、支援の受け入れも進む様子が伺えた。この研究成果は、在学中の取り組みであり、卒後の生活様式を支え、継続予防となる可能性については、今後さらに検証する必要がある。
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