研究課題/領域番号 |
16K01788
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
足立 由美 金沢大学, 保健管理センター, 准教授 (30447677)
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研究分担者 |
吉川 弘明 金沢大学, 保健管理センター, 教授 (10272981)
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研究協力者 |
雄山 真弓
高田 茂樹
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 心身の健康 / カウンセリング / 脈派 / 脈波 |
研究成果の概要 |
クライエントがカウンセリングでどう変化していくのかを心拍変動のスペクトル解析で分析した。1回の傾聴カウンセリングによって不安の減少や気分の安定が得られ、心拍数が低下し、副交感神経が活性化し、全体としてはリラックスする方向へ変化した。生理的データはばらつきが大きく、活性化する方向へ変化する人もいた。クライエントとカウンセラーの変化の方向性については、今回の分析方法では6割前後の一致であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
傾聴を基本とするカウンセリングは、医療や教育の領域だけでなく、多様な分野で用いられている。カウンセリングではクライエントとカウンセラーとの関係や相性がその効果に影響するとされているため、両者を同時に測定し、分析することで新たな知見が得られることに意義がある。本研究の成果は、スポーツ心理学や精神科治療にも貢献する可能性がある。
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