研究課題/領域番号 |
16K01794
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
森岡 郁晴 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (70264877)
|
研究分担者 |
服部 園美 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 准教授 (00438285)
宮井 信行 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (40295811)
宮下 和久 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (50124889)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 在外邦人 / 高齢者 / ロングステイ / 健康行動 / 健康管理 / 海外在留邦人 / 健康づくり / 医療機関 / 在外日本人 / 健康支援 / 質問紙調査 / 健康教育 / インタビュー調査 / 医療・福祉 |
研究成果の概要 |
フィリピンとタイ王国に長期間滞在する日本人高齢者に健康調査を実施し、健康行動、健康管理能力、社会環境要因、日本からの医療支援について検討した。対象者は、両国にある日本人サークルの会員のうち、50歳以上で、3か月以上の滞在歴がある95名であった。健康行動は、身体運動を積極的に行い、栄養も気遣っていた。帰国した者が多いため、当初3年間行う予定であった追跡は十分できなかった。海外に長期滞在する高齢者における健康管理としては、現地の日本人サークルなどの活用、出発前においては、政府機関から正しい情報を収集するような支援、医療英語の分かりやすい説明を組み込んだシステムの構築が望まれる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年「第二の人生」の活動として、海外にロングステイする高齢者は増えているが、そのような方の健康管理や健康教育はこれまで注目されてこなかった。海外において日本人高齢者が健やかな生活を送れることは、本人のみならず、日本にいる家族にとっても重要なことである。本研究の成果が海外にロングステイする高齢者の心身の健康管理や健康教育のモデルになれば、今後ますます増えてくると考えられる高齢者ロングステイの積極的な健康支援に繋がることが期待される。
|