研究課題/領域番号 |
16K01801
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
今井 佐恵子 京都女子大学, 家政学部, 教授 (00438235)
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研究分担者 |
福井 道明 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30247829)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 食事療法 / 食事時刻 / 夕食 / 間食 / 血糖値 / インスリン / 糖尿病 / 血糖変動 / 栄養指導 |
研究成果の概要 |
2型糖尿病患者および健常者対象の介入研究において、遅い時刻の夕食摂取は血糖ピークが高く翌朝まで高血糖状態が持続し、インスリン値は18時に夕食を摂取したときより1.5倍と有意に高かった。夕刻に炭水化物、遅い時刻に野菜と主菜と、夕食を2回に分けて摂取すると, 食後の高血糖と血糖変動を抑制でき、インスリン分泌は18時に夕食摂取したときとほぼ同じであった。また、間食は昼食直後や夕食後に摂取するより、昼食から約3時間後に適量摂取したほうが,血糖変動を抑えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2型糖尿病患者だけでなく健常者においても、食事の摂取時間の違いが血糖変動及びインスリンに影響を与えたことは、糖尿病の重症化予防だけでなく、健常者に対する健康維持増進、生活習慣病予防のためにも意義があると考える。遅い時刻の夕食や菓子類摂取が避けられないときは、本研究結果が具体的な対処方法のエビデンスとして、生活習慣病予防に役立てることができると考える。
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