研究課題/領域番号 |
16K01803
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東京工科大学 (2018) 天理医療大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
櫻井 進 東京工科大学, 医療保健学部, 教授 (50375515)
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研究分担者 |
中田 光紀 国際医療福祉大学, 医学研究科, 教授 (80333384)
寺田 和史 天理大学, 体育学部, 准教授 (40454798)
宮川 幸代 兵庫県立大学, 地域ケア開発研究所, 客員研究員(研究員) (20614514)
宿谷 賢一 国際医療福祉大学, 福岡保健医療学部, 教授 (00825185)
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研究協力者 |
釜野 安昭
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 高圧空気療法 / 乳酸 / 疲労 / サイトカイン / 味覚検査 / 高圧空気カプセル / 弱低圧環境 / 乳酸測定 / 運動負荷 / 疲労軽減 / Hyperbaric Air Therapy / 感覚機能検査 / Hyper Baric Air Therapy / ストレス軽減 |
研究成果の概要 |
弱高圧空気療法(HBAT)が疲労の予防効果を持つことを客観的に評価した。エルゴメータ負荷ののち運動終了後13分まで市販キットにて乳酸値を求めた。真HBAT(1.50気圧)は70分滞在とし、偽HBAT(1.05気圧)も同様に3日間連続実施し各種検査を実施した。主観的疲労度をBorgスケールで、真HBAT曝露前および連続3日間暴露後の血液中バイオマーカーをそれぞれ測定した。運動後の乳酸値は、真に比し偽HBAT群で全体的に高値であった。疲労度、バイオマーカー、他の生物学的感覚の改善効果は、いずれも有意差を示さなかった。真HBAT暴露によるLA値の変動に関する追跡調査をする必要を認めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
HBATは日本では店頭にて健康機器として購入することができるが、多くの国々では医療行為であり、そのHBAT療法の客観的評価は重要である。このことから、諸外国と比較して日本での真HBATに関する研究は実施しやすく、さまざまな研究成果が期待される。本研究では、客観的評価を行うにあたり、基礎的条件を決めさまざまな項目を測定しておりHBATのもつ根拠を明らかにした点で意義がある。
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