研究課題/領域番号 |
16K01808
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東京都立産業技術高等専門学校 |
研究代表者 |
池原 忠明 東京都立産業技術高等専門学校, ものづくり工学科, 准教授 (60369949)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 運動推進 / ゲーム / 健康増進装置 / 遊び / 運動 / 福祉工学 / 運動と遊び / リハビリテーション / ストレス解消 / 人間生活環境 / 認知科学 |
研究成果の概要 |
本研究は,運動不足による疾病増加を予防するための簡易装置を製作し,子どもから高齢者の誰もが遊びながら一緒に運動を行うことが出来る装置を開発することである.本装置は,運動入力装置と出力装置の二つに分け,運動を比較することとした.老人ホームの高齢者や子どもたちに使用してもらい装置の操作感を検討し,さらに装置を使用したときの覚醒・気分を検査・測定し,装置の使用効果を確認した.その結果,軽度の認知症の場合は,本装置の遊び方や競争を理解して楽しむことが出来た.脳波計測では,リラックス傾向にあることが分かった.以上の結果を踏まえて,本装置は軽度の認知症患者および子どもには使用効果があることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発している装置は,昨今の課題になっている子どもから大人までの運動不足解消とコミュニケーションの活性化,障がい者・リハビリテーションの継続性の問題を解消する装置である.本装置の特徴は,様々な運動入力装置と統一された駆動装置を用いて誰もが一緒に運動を行いながら競争を行うことを可能とする装置である.様々な運動入力装置と統一された駆動装置により,リハビリから健康の維持向上を目的として世代や障がいの有無を無視して,一緒に運動を継続的に行えるようになる.
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