研究課題/領域番号 |
16K01833
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
三田 智也 順天堂大学, 医学部, 准教授 (90532557)
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研究協力者 |
遅野井 雄介
増山 敦
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | オートファジー / 平滑筋細胞 / 動脈硬化 / 細胞死 / 細胞老化 / プラーク破綻 / 血管平滑筋細胞 / 動脈瘤 / 血管平滑筋 / 大動脈瘤 |
研究成果の概要 |
近年、オートファジーの機能は、様々な疾患との関連性が示されている。本研究では、マウスモデルを使用して、動脈硬化における平滑筋細胞のオートファジーの役割を検討した。平滑筋細胞のオートファジー機能不全状態に酸化コレステロールなどの負荷がかかると、細胞死や細胞老化が亢進し、動脈硬化層の拡大、プラークの不安定化や一部動脈瘤の破裂が起きることを明らかにした。平滑筋細胞のオートファジーは動脈硬化抑制的に作用している可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全世界において心血管イベント抑制は重要な課題である。様々な動脈硬化の発症進展を抑制する薬が開発され、患者の生命予後は改善してきているものの十分ではないのが現状である。本研究の平滑筋細胞のオートファジーが動脈硬化抑制的に作用しているという結果は、今後、オートファジーをターゲットとした新しい動脈硬化抑制薬の開発につながる可能性があり、意義の高い研究であると考えている。
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