研究課題/領域番号 |
16K01842
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東京工科大学 |
研究代表者 |
加柴 美里 東京工科大学, 教養学環, 准教授 (80338186)
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研究分担者 |
山本 順寛 東京工科大学, 応用生物学部, 教授 (60134475)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ミトコンドリア / 呼吸鎖超複合体 / コエンザイムQ10 / ブルーネイティブ電気泳動 / 加齢 / コエンザイムQ10 |
研究成果の概要 |
ミトコンドリア電子伝達系タンパク質群は,それぞれ独立ではなく超複合体を形成して存在している. CoQ10も本コンプレックスに含まれて存在している. CoQ10の組織内濃度は,加齢やさまざまな病態で減少することが報告されている.しかしながら,ミトコンドリア電子伝達系の真に電子を伝達しているCoQ10量が,加齢や病態時に変動しているのかは不明である.本研究では,呼吸鎖超複合体に結合して存在しているCoQ10量の定量手法を確立した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,呼吸鎖超複合体に結合して存在しているコエンザイムQ10(CoQ10)量の定量手法を確立した.今までの測定手法では,加齢やさまざまな病態において,細胞内のCoQ10量が低下することはわかっていても,エネルギーを産生するミトコンドリア電子伝達系のまさに電子伝達を行うCoQ10が不足しているのか,他の細胞内小器官のCoQが減少しているのかを区別して測定することができなかった.今後,本解析手法を応用することにより,加齢やさまざまな病態におけるCoQ10の欠損とそのメカニズムが解明され,治療法の開発にも寄与することが期待される.
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