研究課題/領域番号 |
16K01864
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
奥田 援史 滋賀大学, 教職大学院, 教授 (10233454)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 運動部 / 非認知能力 / 危機経験 / 双生児 / スポーツ参加 / スポーツ経験 / 子ども / スポーツ |
研究成果の概要 |
本研究では、意欲、勤勉性、協調性、情緒安定性などの性格スキルを表す「非認知能力」が、どのようなスポーツ経験を通して形成されるかについて検討した。「スポーツ経験内容」から「非認知能力」への影響については、部活動場面での様々な課題を解決しようとする行動が非認知能力の中でも外向性の発達に関連していることが示された。一方、一卵性双生児の事例的研究からは、競技レベルと「非認知能力」の情緒安定性が関連あることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中学や高校の部活動では、競技レベル停滞や仲間とのいざこざ、そして怪我などの多様な課題(危機経験)がある。そうした課題に積極的に関わり、解決していこうとすることで、非認知能力に代表されるような人間的成長が期待できると言える。また、競技レベルを高めるためには、練習だけではなく、情緒が安定し、社会適応力を養うことも必要であると言える。 このような結果から総合的に考えると、部活動を通して「こころの成長」を成し遂げていくことが最も肝要となる。
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