研究課題/領域番号 |
16K01881
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
原 直人 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (30265699)
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研究分担者 |
向野 和雄 神奈川歯科大学, 歯学部, その他 (60050473)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | デジタルデバイス / 疲労 / 調節 / 輻湊 / 自律神経 / 斜視 / 光 / 近見反応 / デジタル / 心拍変動 / 眼精疲労 / 瞳孔 / VDT作業 / 視覚 / 生理学 / 脳・神経 / 臨床 / 環境 / 教育学 |
研究成果の概要 |
スマホ、ゲーム機器などの携帯型デジタルデバイスが我々の視覚機能そして健康への障害が危惧されている。携帯型ゲーム機器により疲労感は増加する。紙書籍と電子書籍の比較では、電子書籍では速く読めるが、眼のピント合わせである調節が緊張する。Head Mounted Display (HMD)を用いたバーチャルリアリティー(仮想現実環境)により眼位の内斜化しが起こったが、調節機能への影響は少ない。以上、デジタルデバイスは、視覚機能に多大な影響を及ぼすことが分かった。眼精疲労の予防策として、デジタルデバイスの画面の光源は自律神経に大きく影響するので、遮光レンズの装用が有効である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コンピュータネットワークを背景として小型化したスマートフォンやタブレットが急速に普及した。これらを至近距離・長時間・繰り返し操作するため健康障害や視機能への弊害が危惧されているが、研究はなかった。本研究は、調節・瞳孔など眼の自律神経のみならず、心拍変動解析といった自律神経機能検査を用いて検討したこと、またその予防策には遮光レンズが有用であることを証明したことである。
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