研究課題/領域番号 |
16K01884
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
佐々木 玲子 慶應義塾大学, 体育研究所(日吉), 教授 (80178673)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 動作発達 / 幼児 / 調整力 / 協応動作 / 運動遊び |
研究成果の概要 |
本研究は,幼児の日常活動や運動遊びなどにもみられる身体の複合的な調節を要する動作に着目し,調整力系動作の習熟度やその年齢変化,およびそれらの動作メカニズムとその発達的特性について明らかにすることを目的とした。4歳から6歳の幼児を対象に,ジャンプ,ホップ系の連続跳躍動作を課題として,それらの動作を観察的に評価した。その結果,動作の各要素について年齢に伴う顕著な習熟的変化がみられ,本研究で対象とした幼児期は,動的な姿勢制御や体肢の左右性を含んだ動作調整能力の変容過程にあることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,幼児の日常生活や運動遊びの場面でよくみられる調整力系動作(身体を上手くコントロールする動き)に着目し,幼児の発達特性を明らかにするものである。学齢期以降に実施する運動能力テストのように,最大能力を量的な面から測定・評価するものに対し,幼児期においては動作獲得の質的側面(どのように動きを獲得していくか)を理解し,実態を把握することが重要である。本研究の成果はそれを支援するものであり,保育現場における指導等に対しても重要な示唆を与え得ると考えられる。
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