研究課題/領域番号 |
16K01885
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 國學院大學 |
研究代表者 |
原 英喜 國學院大學, 人間開発学部, 教授 (40181002)
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研究協力者 |
大久保 静子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 自発的な活動 / 移動軌跡 / GPS / 豊かな自然環境 / 認知機能 / go/no-go検査 / go/nogo検査 / 移動速度 / 移動距離 / 自然環境 / 科目横断型授業 / フィンランドの教育実践 / 自発的動作 / GPSデータ / 移動スピード / go/no-go検査 / 自発的運動 / 発育発達 / 子ども / GPAシステム |
研究成果の概要 |
子どもの成長過程における運動能力の獲得を自発的な動きの中で見る方法として、GPS装置を導入して動きを追跡し、移動距離・速度の測定方法を考案し、2年間に亘り同一園児を追跡した。最高速度は男女とも向上し、移動距離は遊び方の影響で男子は増加、女子は減少した。 認知機能についてgo/no-go検査を実施し、併せて心理的な不安尺度(STAI-C)を調査し、豊かな自然環境の地域に住む子供は加齢と共に適切な判断のもと行動を行う発達が早く、不安が少ないという結果を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもの動きの発達を評価する方法として、体力テストや活動量計を用いた方法が行われてきたが、これらでは把握しきれない自発的な動きの中での特徴を捉える手段としてGPS装置を活用し、実質的な移動距離や移動の速さを測定する方法を確立することができた。成育環境として豊かな自然環境の重要性を、認知機能はgo/no-go検査で、心理的不安をSTAI-Cを用いて調査し、認知機能の発達度合いという観点から環境要因の重要性を訴える基礎資料を得ることができた。
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