研究課題/領域番号 |
16K01892
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
渡部 基信 同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員 (30649306)
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研究分担者 |
柏原 考爾 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (40463202)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 乳幼児 / 視線計測 / 家庭内の安全 / 子ども学 / 事故防止 / 探索行動 / 仰角 |
研究成果の概要 |
本研究は、乳児の視点から家庭内の事故予防の方策を見つけることを目的とする。乳児用の視線計測装置を開発し、乳幼児の日常生活を乳幼児の視点で調べた。主な研究成果として明らかになった点は、(1)乳児は1つのものに集中する時間が短く、動き回り探索する行動を続けていた。(2)室内のものの多くは自分の頭より上にある為、視線をあげる動作が頻回に見られた。(3)乳児はテーブルや椅子の下を動き回り、おもちゃで遊ぶより母親のバッグ、食材などで遊ぶことが多かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究で、乳児の日常生活を乳児の視点で調べることができた。母親が家事をしている間に、乳児は常に室内の探索を行っており、その視線は大人とは全く異なっていた。探索行動中乳児は危険な物に遭遇しており、日常における事故が起きやすい状況を映像から確認できた。これらの結果は、事故予防の対策に有用な情報となると確信する。
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