研究課題/領域番号 |
16K01897
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 桃山学院大学 |
研究代表者 |
竹内 靖子 桃山学院大学, 社会学部, 准教授 (30554208)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 運動 / 遊び / 発達障がい / キャンプ / 自然体験 / ネットワーク / 共生社会 / e-learning / QOL / 参与観察 / ICT / アシスティブテクノロジー / 野外教育 / インクルーシブ教育 / スタッフ養成 / 事例研究 / レジャー教育 / 発達障害 / 野外活動 / 共生キャンプ / 実践研究 / セラピューティック・レクリエーション / 家族支援 / 福祉教育 / 国際研究者交流 / 福祉 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、発達の気になる子どもたちの生活スキル向上を目指した、キャンプ活動プログラムの開発と野外活動支援システムの構築である。キャンプ参加者の「家族支援」と「スタッフ養成」プログラム開発も同時に行うことで継続できる活動と支援を検討した。参加する子どものニーズに沿ったオーダーメイドのキャンプを家族・関係スタッフと共につくることで、子どもたちの生活にも良い影響を与えることが分かった。さらに、子どもはもちろん保護者(家族)・スタッフのニーズを満たすキャンププログラムを目指すことで、相互成長の場となり、循環型支援システムが構築され、結果として参加者の社会生活力を高めることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
発達の気になる子どもの「社会的障がい」による生活力の低下に対し、キャンプに参加する子どもを中心に保護者・関係者が協力し解決する実践研究は少なかったため、教育・福祉・医療実践研究分野において学術的意義がある。また、子ども・保護者(家族)・関係者(スタッフ)等関わる人のニーズ確認から始めるプロセスは、より継続性の高い循環型支援システムが構築できることが分かった。 子ども個々の特性を尊重するキャンプ活動は、学校や家庭外の居場所となっていた。さらに、子どもたちの成長をサポートする家族や支援スタッフ、教員・福祉職といった関係者相互の情報共有・課題検討の場としても意義があった。
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