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子どもの危機克服に備えた生活臨床に関する臨床教育学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K01898
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 子ども学(子ども環境学)
研究機関関西学院大学

研究代表者

小谷 正登  関西学院大学, 教職教育研究センター, 教授 (80368456)

研究分担者 岩崎 久志  流通科学大学, 人間社会学部, 教授 (40341010)
下村 明子  一宮研伸大学, 看護学部, 教授 (30310733)
三宅 靖子  梅花女子大学, 看護保健学部, 教授 (90557422)
来栖 清美  森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 教授 (10368813)
研究協力者 加島 ゆう子  
塩山 利枝  
木田 重果  
来栖 清美  
白石 大介  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード生活臨床 / 睡眠健康教育 / 睡眠 / 子どもの危機 / 臨床教育学 / 健康・成長 / 子ども
研究成果の概要

2016年度に小学校28校の3~6年生約10500名とその保護者対象の生活実態調査を実施し、児童約9200名・保護者約8900名の回答を得た。 2017年度には、中学校13校1~3年生7600名とその保護者対象の生活実態調査を行い、生徒約5400名・保護者約5300名の回答を得た。2018年度には高等学校23校の1~3年生12000名とその保護者対象の生活実態調査を行い、生徒約11000名・保護者約8200名の回答を得た。本研究の結果、小中高校生においてインターネットの利用状況と学校生活を含めた生活の諸側面の好ましい状態との間に関連性があることが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

自然・社会環境の激変によって家庭・生活環境が大きく変化する中、小学生の体力・学習意欲の低下、中高生のいじめ・不登校などの教育課題の一因として、ネット利用・睡眠習慣などの生活習慣の乱れによる心身の危機が指摘されている。さらに、幼少期からの睡眠習慣の乱れが、将来にわたって、がん・アルツハイマー病・生活習慣病・うつ病の発症などの心身の健康上のリスクを高めることも報告されている。今回の小中高校生とその保護者対象の生活実態調査の結果から明らかにされた小中高校生の生活の諸側面を分析することで、ネット利用を含めた生活臨床(生活の立て直し)の重要性を社会に発信でき、「生活臨床学」を体系化できる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (16件)

すべて 2019 2018 2017 2016 その他

すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 子どもの睡眠習慣と心身の状態の関連に関する研究-小学生対象の生活実態調査の結果をもとに-2019

    • 著者名/発表者名
      小谷正登
    • 雑誌名

      教職教育研究

      巻: 24 ページ: 3-11

    • NAID

      120006801073

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [雑誌論文] 小学生における睡眠健康教育の効果に関する研究-睡眠習慣改善の実践による心の健康状態の変化-2018

    • 著者名/発表者名
      小谷正登・加島ゆう子・塩山利枝・木田重果・岩崎久志・三宅靖子・下村明子・来栖清美・白石大介*9
    • 雑誌名

      こども環境学研究

      巻: 40 ページ: 46-54

    • NAID

      40021689216

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 小学生における睡眠健康教育の効果に関する研究-睡眠習慣改善の実践による心の健康状態の変化-2018

    • 著者名/発表者名
      小谷正登・加島ゆう子・塩山利枝・木田重果・岩崎久志・三宅靖子・下村明子・来栖清美・白石大介
    • 雑誌名

      こども環境学研究

      巻: 14 ページ: 24-32

    • NAID

      40021689216

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 今後の特別支援教育の方向性に関する検討(Ⅰ)-平成29年度版学習指導要領の内容と児童対象生活実態調査の結果をもとに-2018

    • 著者名/発表者名
      小谷正登
    • 雑誌名

      教職教育研究

      巻: 23 ページ: 87-99

    • NAID

      120006533383

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 高校生のキャリア教育に関する研究-生徒4,069名の生活実態調査の結果をもとに-2017

    • 著者名/発表者名
      小谷正登
    • 雑誌名

      教職教育研究

      巻: 22 ページ: 41-51

    • NAID

      120006407025

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 高校生の自尊感情と生活の諸側面の関係に関する研究-生活実態についての質問紙調査を通して-2016

    • 著者名/発表者名
      小谷正登・来栖清美・岩崎久志・木田重果・加島ゆう子・三宅靖子・下村明子・塩山利枝・白石大介
    • 雑誌名

      こども環境学研究

      巻: 第12巻第2号 ページ: 45-53

    • NAID

      40020964041

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] カウンセリングに活かす生活臨床に関する調査研究(Ⅳ)-小学生の睡眠習慣と心的状態の関連についてー2018

    • 著者名/発表者名
      小谷正登
    • 学会等名
      日本カウンセリング学会第51回大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] “食事の楽しさ”と生活の諸側面の関係に関する研究(Ⅱ)―中学生を対象とした生活実態調査の結果をもとに―2018

    • 著者名/発表者名
      小谷正登・岩崎久志・三宅靖子・下村明子・塩山梨枝 ・来栖清美
    • 学会等名
      日本臨床教育学会第8回研究大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] インターネット利用と生活の諸側面の関係に関する検討(Ⅱ)―中学生対象の生活実態調査の結果から―2018

    • 著者名/発表者名
      小谷正登・岩崎久志・三宅靖子
    • 学会等名
      日本生徒指導学会第19回大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] カウンセリングに活かす生活臨床に関する調査研究(Ⅲ)-小学生対象「睡眠健康教育」の実践調査の結果をもとに-2017

    • 著者名/発表者名
      小谷正登
    • 学会等名
      日本カウンセリング学会第50回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] “食事の楽しさ”と生活の諸側面の関係に関する研究―小学生を対象とした生活実態調査の結果をもとに―2017

    • 著者名/発表者名
      小谷正登・岩崎久志・三宅靖子・下村明子・塩山利枝・来栖清美
    • 学会等名
      日本臨床教育学会第7回研究大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] インターネット利用と生活の諸側面の関係に関する検討―小学生対象の生活実態調査の結果から―2017

    • 著者名/発表者名
      小谷正登・岩崎久志・三宅靖子・来栖清美
    • 学会等名
      日本生徒指導学会第18回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] デンマークの子どもたちにおける生活臨床の可能性-フォルケスコーレ5~9年生対象の生活実態調査の結果をもとに-2017

    • 著者名/発表者名
      小谷正登・岩崎久志・木田重果・加島ゆう子・三宅靖子・下村明子・塩山利枝・来栖清美・白石大介
    • 学会等名
      日本発達心理学会
    • 発表場所
      広島国際会議場
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] カウンセリングに活かす生活臨床に関する調査研究(Ⅱ)-丁日の小学校5・6年生を対象とした生活実態調査の結果をもとに-2016

    • 著者名/発表者名
      小谷正登
    • 学会等名
      日本カウンセリング学会
    • 発表場所
      山形大学
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 国際比較調査による生活臨床の意義に関する検討-丁日の中学生を対象とした生活実態調査の結果をもとに-2016

    • 著者名/発表者名
      小谷正登・岩崎久志・木田重果・三宅靖子・下村明子・塩山利枝
    • 学会等名
      日本臨床教育学会
    • 発表場所
      立命館大学
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [備考] Masato Kotani 関西学院大学 小谷正登 公式個人サイト

    • URL

      http://www.g-kotani.com/

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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