研究課題/領域番号 |
16K01903
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 沖縄女子短期大学 |
研究代表者 |
柳生 崇志 沖縄女子短期大学, その他部局等, 准教授 (70381712)
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研究分担者 |
小林 祐一 東京未来大学, こども心理学部, 准教授 (80751221)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 子育て支援 / 貧困化 / 沖縄 / 教育環境 / 産官学連携 / 貧困 / 環境構成 / 教育系心理学 / 社会福祉関係 / 子ども学 / 発達・子育て |
研究成果の概要 |
沖縄における産官学連携の子育て支援策をパッケージングするという目的のもと,関連するいくつかの具体的な支援策について調査研究を行った。現在,国や自治体,NPO法人や個人などそれぞれのレベルで多様な子育て支援策が実行されている。支援策を享受する視点に立てば,自らが置かれた状況によって優先される支援策は変化する。したがって,支援策のパッケージングは,複数の支援策が強く連携しあいながらも,オンデマンドに選択利用できることが望ましい。またそのパッケージングに関する情報は大学やNPO法人などを通じて利用者に直接届く方法(アウトリーチ)で提供される必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,子育て環境の貧困化や教育の貧困化が懸念される沖縄地域において有効な子育て支援策の統合的モデルを創生するために,現在実施されている多様な子育て支援策を調査し,より効果の大きい支援策となるような組み合わせや具体的方法などを提示した。今回は沖縄地域が主な研究対象であったが,国内外の様々な地域で同様の問題を抱えているという現状もあることから,本研究成果を基にして,さらに新たな別の地域の特性を把握した上でモデルの調整を行うことで,より多くの地域で有用な子育て支援策を展開できる可能性があるという点において社会的意義が見出せる。
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