研究課題
基盤研究(C)
本研究提案は,臨床現場で使用できるレベルの簡便性,迅速性,高い検査精度,再現性,低コスト化 等を視野にいれた,優れたタンパク質発現解析ツール(タンパク質検出デバイス ) 創製を目標とする. 今回,既存のプロテインチップ創製法とは全く異なるグアニン塩基に富む「核酸構造体ライブラリー」 をタンパク質認識素子として利用できることを示した.
今回,有機合成化学的手法と,遺伝子工学手法を融合することにより,核酸の安定な高次構造として知られるグアニン四重鎖構造を指向した多様な DNA 型素子ライブラリーを構造や配列による偏りを極力排除した形で作製することに成功した.四重鎖構造体をライブ ラリー化する今回の研究成果は技術的新規性,優位性が保証されると考えている.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件)
Biochemistry
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