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Chemical CALI法の確立とそれを用いた生体内蛋白質の機能操作

研究課題

研究課題/領域番号 16K01912
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物分子化学
研究機関富山大学

研究代表者

石本 哲也  富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 助教 (40397170)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード活性酸素 / ルシフェラーゼ / アクチン / アルツハイマー病 / BRET / 細胞骨格 / 生物発光 / 蛋白質
研究成果の概要

細胞内の狙った場所で活性酸素を発生させることで、細胞内の蛋白質の機能を操作する新しい方法を構築した。この方法では、KillerRedという蛍光蛋白質と、ホタルの発光蛋白質であるルシフェラーゼを融合させ、細胞外からルシフェラーゼの基質であるルシフェリンを作用させる。この方法を用いて、細胞内のアクチン蛋白質に活性酸素を作用させ、コフィリンアクチンロッドと呼ばれるアルツハイマー病の脳内で見られる構造を作ることに成功した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

細胞内の特定の蛋白質の機能を修飾する技術は、基礎研究や治療技術の発展のために必要である。今回の研究成果では、ルシフェリンという無害の化合物によって、培養細胞内の特定の蛋白質に対して活性酸素を作用させるという今までにない技術の構築に成功した。これによってアルツハイマー病で見られるコフィリンアクチンロッドをいう構造を人工的に作り出すことに成功した。これはアルツハイマー病のメカニズム解明や治療法の確立において有益であると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ルシフェラーゼを用いたChemical CALI技術の構築2017

    • 著者名/発表者名
      石本哲也、森寿
    • 学会等名
      日本分子生物学会年会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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