研究課題/領域番号 |
16K02004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
加藤 久典 中央大学, 総合政策学部, 教授 (70621853)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | イスラーム / インドネシア / 原理主義 / 穏健主義 / テロリズム / ムスリム / 共存 |
研究成果の概要 |
本研究を通して、インドネシアにおけるいわゆる原理主義運動の動向やそれに関連する団体やメンバーの宗教的態度や社会における位置、また政府との関係などが明らかになった。特にインドネシアの原理主義運動の指導者らに直接聞き取り調査を行えたことは、一次資料として有益な収穫であった。本研究の具体的な成果は以下の通りである。また、イスラーム国に対する態度が明らかになったことも有益であった。これらの調査結果から原理主義団体でも、それぞれ異なった態度を示すことが確認できた。また、無差別殺人などを肯定するテロリズムと、いわゆる「原理主義」はその宗教理念や行動が異なるということが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
イスラームという宗教について、多角的に見ることの重要性を提示することができた。一般に「原理主義」という言葉は、テロリズムなどと似た意味でつかわれることが多いが、本来的に宗教委の教えに忠実であるということが原理的であることで、イスラームにおいてはそれが必ずしも暴力を肯定する宗教的態度ではないことが明らかになった。 世界最大のムスリム人口を抱えるインドネシアの宗教的に厳格な「原理主義者」の実際の考えを直接集めることができたことは有益であった。またこれらの「原理主義者」のグループ内、またはグループ間でも統一された見解よりも、多様な意見や態度があることが明らかになった。
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