研究課題/領域番号 |
16K02032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 上智大学 (2018) 東京大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
FURUKAWA Gavin (Furukawa Gavin) 上智大学, 外国語学部, 助教 (10773351)
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研究分担者 |
野澤 俊介 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 客員研究員 (50771325)
山下 里香 関東学院大学, 経済学部, 講師 (70774206)
宮崎 あゆみ お茶の水女子大学, 人間発達教育科学研究所, 研究協力員 (90750216)
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研究協力者 |
杉森 典子 (秋本 典子)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ジェンダー / メディア / 言語 / セクシュアリティ / 女装 / 若者 / アイデンティティ / LGBT / サービス労働 / コミュニケーション / サービス産業 / 言語学 / 文化人類学 / 相互行為 |
研究成果の概要 |
本研究ではジェンダー・言語・メディア・サービス労働の関係性に焦点を当て、「女装」をめぐる若者たちの実践を追求し、大学の女装コンテスト、女装の多様なメディア表象、女装カフェ空間という三つの領域において研究を行った。女装実践に関わる若者たちにとって、女装は多様な意味・機能・帰結を齎した。女装実践は、規範的ジェンダー・セクシュアリティ表象を批判的に再構築する「自由」の表現である一方、非伝統的な表現への望まない好奇の視線を招き、性表象を商品化し消費を促すスペクタクルになるという両義的な側面があった。本研究は女装の実践がジェンダー・バイナリーな対立に還元されない両価的な意味を指標することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語実践の分析を通じて、現代日本社会のジェンダー・セクシュアリティにおけるダイバーシティの複雑性を明確化することで、ジェンダー・セクシュアリティ研究の理論的深化に貢献した。
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