研究課題/領域番号 |
16K02036
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
関 明穂 岡山大学, 保健学研究科, 客員研究員 (20314685)
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研究分担者 |
鈴木 久雄 岡山大学, 全学教育・学生支援機構, 特任教授 (30135967)
中塚 幹也 岡山大学, 保健学域, 教授 (40273990)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | トランスジェンダー / 競技スポーツ / 生涯スポーツ / 性別違和 / 性同一性障害 / スポーツ参加 / 体力・運動能力 / 体力 / 運動能力 / セクシュアリティ / スポーツ |
研究成果の概要 |
市民レベルでのスポーツに関して、トランスジェンダーの受け入れ状況と問題点の調査を行った。その結果、トイレや更衣室などの施設面の問題とともに、競技スポーツについては競技の公平性の確保の問題が指摘された。 施設面の問題は多目的トイレの使用などにより対応が可能である。競技の公平性については、トップアスリートに対しては競技参加規定が作成されている。これに対し、市民レベルでの競技会では、多様性の尊重の観点から参加に制限は設けないこと、と同時に、競技の公平性の観点からトランスジェンダーの選手が上位に入賞する記録を出すなどの際に限って、特例的な対応を行うことが現実的であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
トランスジェンダーに対する一般市民の理解は一定程度進んできているところではあるが、スポーツへの参加については競技の公平性の観点などからの課題も存在する。そこで、一般市民レベルのスポーツへのトランスジェンダーの参加について、現状と問題点を明らかにするとともに、多様性の尊重と競技の公平性の観点から、どのような対応が可能であるかについて検討を加えた。
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