研究課題/領域番号 |
16K02037
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
三戸 治子 (酒向治子) 岡山大学, 教育学研究科, 准教授 (70361821)
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研究分担者 |
猪崎 弥生 お茶の水女子大学, 理事・副学長 (00176124)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ジェンダー / 舞踊教育 / 身体表現学 / ダンス・イメージ / ダンス / 教科教育 / ダンスイメージ / スポーツ・イメージ / 舞踊教育学 / 教師教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、岡山の①小学校教員と②中学校保健体育科教員を対象として、ダンスのジェンダー・イメージ、態度(抵抗感と羞恥心)に関する調査を行った。 ①の結果:ジェンダー・バイアスは根強く見られ、特に「創作ダンス」が女性らしいと思われる傾向にあり、過半数が抵抗感や羞恥心を抱いていることが明らかとなった。②の結果:①ジェンダー・バイアスについては根強く見られ、種目別にみると「創作ダンス」が女性らしいと思われる傾向にあること、また②抵抗感や羞恥心ともに中立化の傾向を示したものの、抵抗感や羞恥心を抱く教員が多いことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中学校1・2年生のダンスの必修化を受けて、効果的なダンスの授業内容や指導法を検討するために、中学生や中学校教員のダンスに対する意識を明らかにすることは重要な課題である。筆者はこうした認識のもと、これまで教員と中学生の両方を対象にダンスに対するジェンダー・イメージや態度(抵抗感や羞恥心)に関する質問紙調査を2011年より継続的に行ってきた。本研究は、調査対象を小学校教員に広げ、またより広範な中学校教員への調査を行うことによって、より明確な実態を浮き彫りにすることに貢献するものである。
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