研究課題/領域番号 |
16K02048
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 聖心女子大学 |
研究代表者 |
大槻 奈巳 聖心女子大学, 現代教養学部, 教授 (30356133)
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研究分担者 |
鵜沢 由美子 明星大学, 人文学部, 教授 (00613192)
江頭 説子 杏林大学, 医学部, 講師 (20757413)
田口 久美子 和洋女子大学, 人文学部, 教授 (40275110)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ジェンダー / 派遣労働 / 非正規雇用 / 派遣労働者 / キャリア / 女性労働 / 社会学 / 労働 |
研究成果の概要 |
主な成果としては、第一に、事務派遣労働者は、働く中で知識・スキルを蓄積できない状況にあるが、多様な就業形態や長短のある契約期間を組み合わせて、就業し続けるキャリアを探っていること、第二に、技術者の無期雇用派遣「正社員」は、労働者3類型(経団連提示)の「長期蓄積能力活用型」「高度専門能力活用型」「雇用柔軟型」を架橋する可能性があること、第三に、なんらかのハラスメントをうけている派遣労働者は男女ともに3割を超えていることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2015年の労働者派遣法の改正をうけて派遣労働者の雇用は安定するのか、派遣労働者の専門性はあがるのか、派遣労働者の働く上での不都合な点や不満はなにか、派遣労働者は改正派遣法をどう捉えているのかについて、派遣労働者、派遣元会社、派遣労働者支援団体等へのインタビュー調査と派遣労働者へのアンケート調査(有効票1650票)を実施し、実証的に明らかにすることができた。
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