研究課題/領域番号 |
16K02063
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 九州看護福祉大学 |
研究代表者 |
生野 繁子 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 教授 (40249694)
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研究分担者 |
戸田 岳志 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 助教 (10590896)
吉岡 久美 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 准教授 (30412787)
中嶋 恵美子 福岡大学, 医学部, 教授 (30461536)
鷹居 樹八子 西九州大学, 看護学部, 教授 (40325676)
正野 逸子 産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (80280254)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 介護者支援 / 中高年単身者 / ジェンダー / ワーク・ライフ・バランス / ワンストップ型 / 多職種協働 / 介護カフェ / 老親介護 / 高齢者介護 / 中高年単身介護者 / 在宅介護 / 介護離職 / ワンストップ型支援 / 看護学 / 社会福祉関係 |
研究成果の概要 |
介護者(予備軍含む)のワーク・ライフ・バランス支援ニーズ把握の一方法として、多職種協働のワンストップ型介護者支援「介護カフェ」を4回実施した。司法書士・管理栄養士・介護支援専門員による状況説と個別相談、参加者相互の自由談話。開催場所は毎回異なり公民館・大学・施設の地域交流室。情宣も毎回異なる方法で実施。 参加者は男性1/3、単身者は約3割であった。個別相談や参加者が介護や将来不安について心情吐露可能な「介護カフェ」の内容に対する評価は高かった。今後は定期的継続的な開催方策の検討、潜在的支援ニーズを有する介護者及び介護予備軍への情報提供の在り方の検討、開催情報の情宣方法に課題が残された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢多死社会では、介護すること・介護されることに関係しない人はいない。加えて、生涯未婚率や離婚率の増加により中高年単身者も親の介護を担うことが余儀され、介護負担は中高年であるが故に自分自身の健康に、介護と職業の両立した生活継続は将来の生活基盤に直接影響する。 多職種協働によるワンストップ型介護者支援「介護カフェ」での活動は、高齢者を介護する中高年単身者が、自分自身のワーク・ライフ・バランスを良好に保ちち、状況に応じた介護情報を的確に得ることができれば、介護者のエンパワメントにつながることが示唆された。
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