研究課題/領域番号 |
16K02064
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
|
研究機関 | 奈良女子大学 (2019) 沖縄国際大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
澤田 佳世 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (60454998)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 人口 / 出生 / 生殖 / 家族計画 / 沖縄 / 身体 / ジェンダー / 人口政策 / グローバルな歴史 / 母子保健 / 冷戦 / USCAR / 社会学 |
研究成果の概要 |
本研究は、沖縄の人口と生殖の戦後史について、文書資料・生活史料等の収集・分析を行い、本土復帰前に焦点をあて、冷戦期の国際関係とジェンダーの視点を加味しながら歴史的過程を探究した。主な研究成果は、第一に、戦後沖縄の出生・生殖関連資料および文献を収集・整理した点。第二に、沖縄の出生・生殖関連政策と家族計画の展開を、グローバルとローカルの二つの文脈に位置づけ、日本本土との違いとつながりを捉えた点。第三に、生殖をめぐる意識・実践を本土と比較し捉えた点である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、第一に、関連すると思われる資料群から戦後沖縄の出生・生殖関連資料および文献を探索し、収集・整理した点にある。第二に、戦後沖縄の人口と生殖の歴史的過程をグローバルとローカルの二つの水準でとらえ、日本本土との違いとつながり、および出生・生殖の意識と実践を実証的に探究した点である。本研究は、日本やアジアの人口・生殖の比較史的・関係史的研究の進展に一定の貢献を果たすものと考える。
|