研究課題/領域番号 |
16K02067
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
池ノ上 真一 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (60582252)
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研究分担者 |
敷田 麻実 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (40308581)
松井 大輔 新潟大学, 自然科学系, 助教 (80709816)
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研究協力者 |
田代 亜紀
石村 智
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 遺産マネジメント / 地域遺産 / 地域ストーリー / フェノロジーカレンダー / 遺産のオーセンティシティ / DMO / 観光 / 関係人口 / 地域のオーセンティシティ / 函館 / 江差 / 地域形成ストーリー / 港町地域 / 地域課題解決 / 景観まちづくり / 観光まちづくり / 港湾地域 / 町並み保存 / 自然再生の活動プロセス / 地域振興 / ヘリテージツーリズム |
研究成果の概要 |
本研究の成果としては、(1)遺産とステークホルダーとの関係、(2)ステークホルダーの類型化と遺産の3つのオーセンティシティ、(3)地域総体を捉える方法と現状、(4)遺産を基軸とした戦略的デスティネーション・マネジメントの現状と課題という観点から函館広域圏において観光を活用した戦略的デスティネーション・マネジメントによる遺産マネジメントモデルを説明する枠組みを得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国の従来の遺産マネジメントは、学術的な観点から法制度を整備、運用することをとおして行われてきた。また地域課題の解決へ繋がる理論的な背景に乏しく、観光の活用が目的化されがちであった。その実態は、地域における暮らしや社会の現状との乖離が報告されているが計画論として研究的に言及したものはほとんどない。そこで本研究では、事例をとおし遺産とステークホルダーとの関係に着目、類型化を行うことで乖離を解消し、さらに地域課題の解決につながる理論的研究の蓄積に寄与した。
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