研究課題/領域番号 |
16K02118
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
戸田 剛文 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (30402746)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 認識論 / 常識哲学 / 近代哲学 / 実在論 / プラグマティズム / バークリ / リード / 哲学 / 常識 / イギリス経験論 / スコットランド常識学派 / 倫理学 |
研究成果の概要 |
19世紀以降大きな影響力を持つようになったプラグマティズムや科学哲学者カール・ポパーなどにみられる可謬主義哲学は、「常識」に高い認識論的な地位を与えることも一つの特徴としているが、こういった哲学的立場が、近代哲学からどのような影響を受け、どのように近代哲学と類似した構造を持っているのかという点を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
われわれにとって知識というものは、特に科学的知識に代表されるように、世界のありかたを理解する重要な手がかりとして考えられており、社会においても非常に重視されているものである。しかし、そのちしきがそもそもどのようなものであるのかということは、常に問われつづけられなければならない。知識・真理という概念がどのように歴史的に影響関係を持ちつつ変化しているのかを明らかにすることで、現代において知識というものをどのようなものとして捉えることができるのかという考察の手がかりとなる。
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