研究課題/領域番号 |
16K02132
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 江戸川大学 |
研究代表者 |
吉永 明弘 江戸川大学, 社会学部, 准教授 (30466726)
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研究分担者 |
寺本 剛 中央大学, 理工学部, 准教授 (00707309)
山本 剛史 慶應義塾大学, 教職課程センター(三田), 講師(非常勤) (20645733)
熊坂 元大 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (60713518)
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研究協力者 |
桑田 学
増田 敬祐
太田 和彦
福永 真弓
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 環境倫理学 / ローカル / 環境正義 / 人新世 / 気候工学 / 住民運動 / 原発事故 / 世代間倫理 / 科学技術社会論 / 応用倫理学 / 宗教間対話 / 食農倫理学 / 原子力発電 / 未来倫理 / 環境徳倫理 / 動物倫理 / 再生可能エネルギー / 原発問題 / 地域環境問題 / 住民投票 / 買い物難民 / 倫理学 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は、3年間に刊行した4冊の本にまとめられている。まず、雑誌『環境倫理』を創刊し、第一号では、インタビューという手法によって環境問題の現場から思想をくみ上げることを試みた。第二号では、アメリカの最新の環境倫理学の教科書であるOxford Handbook of Environmental Ethicsの内容を手分けして紹介した。さらに、勁草書房から吉永明弘『ブックガイド環境倫理』および吉永明弘・福永真弓編『未来の環境倫理学』という本を刊行した。これらの内容について、学会や研究会(書評会)を開催して、哲学者・倫理学者らと意見交換した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国内で初めての本格的な環境倫理学の雑誌をつくったこと。インタビューによって市民のなかにある思想をくみ上げることを試みたこと。ブックガイドを製作して環境倫理学と環境問題に関する100冊の本を紹介したこと。「災後」と「人新世」という時代における環境倫理学の姿を『未来の環境倫理学』という名前で示し、原発事故、放射性廃棄物、気候工学といったテーマを前面に打ち出したこと。アメリカの最新の環境倫理学の教科書の内容を紹介し論評したこと。これらは学術的にも社会的にも大きな意義があるといえる。事実、雑誌も本も、刊行後に好評をもって迎えられた。
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