研究課題/領域番号 |
16K02133
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
小林 亜津子 北里大学, 一般教育部, 教授 (00383555)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 生命倫理学 / 看護倫理学 / 訪問看護 / 在宅ケア / 終末期医療 / 看護倫理 / 終末期ケア / 終末期 / QOL / 在宅医療 / ターミナルケア |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、これまで事例研究の形で取り上げられてきた訪問看護師が直面する倫理的ジレンマについての議論を「在宅医療に特徴的な倫理問題の構造は何か」という視点からまとめ上げることによって、在宅医療特有の問題群の全体像を把握することであった。本研究では、訪問看護という営みの独自性はどこにあるのかという疑問や、その独自性に応じた「訪問看護倫理」の存在感を確かめようとする関心に応えるべく、訪問看護倫理に関する図書を刊行したり、訪問看護倫理のホームページを一般人に公開したり、ホームページ上の事例データベースの構築や拡充を図ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
訪問看護の倫理という、現在、未開拓の分野で事例データベースを作成・拡充しながら、在宅ケアの倫理問題の独自性を明らかにすると共に、理論的研究にとどまらず、訪問看護師の実務的指針となりうるような、具体的な提案を目指した研究であり、在宅ケア特集の倫理的問題の構造を、在宅ケア関係者に発信することができた。
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