研究課題/領域番号 |
16K02169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学・印度哲学・仏教学
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研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
藤井 淳 駒澤大学, 仏教学部, 准教授 (00610726)
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研究分担者 |
松尾 剛次 山形大学, 人文社会科学部, 教授 (30143077)
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研究協力者 |
カウフマン パウルス
外村 中
ローズ ロバート
コンウェイ マイケル
ドビンズ ジェームス
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 聖徳太子信仰 / 親鸞書簡 / 叡尊教団 / 親鸞 / 聖徳太子 / 善鸞 / 浄土真宗 / 仏教における真理表現 / 鎌倉仏教 / 親鸞の伝記 / 初期真宗 |
研究成果の概要 |
本研究では初期浄土真宗と関係が深い聖徳太子像を中心に調査し、あわせて関連する図録・論文などの資料収集することで、親鸞が聖徳太子を信仰した背景について研究を行った。 また研究代表者は親鸞書簡の信ぴょう性について再考する必要があることを述べていた。江戸時代において親鸞書簡がどのように受容されていたかを調査することでその仮説を補強することができた。 第18回国際真宗学会学術大会において海外の研究者とともにパネル発表を行い、研究成果を発表した。研究分担者は期間中に鎌倉新仏教に関わる研究書を二冊刊行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の中世において重要な位置をしめる親鸞が聖徳太子を信仰したことの位置づけは今までの研究で十分になされているとはいいがたかった。それを本研究では、近年の研究が浄土真宗内部の資料を中心になされがちであったのに対し、やや古い時代の重要な研究に再着目することで、より広い視野から位置づけることができたと考える。 また当該分野での最も大きな国際学会で研究代表者の研究発表を行い、研究分担者が親鸞と同じ鎌倉時代より隆盛した叡尊教団について五百頁を超える著書二冊を刊行できたことは大きな成果といえる。
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