研究課題/領域番号 |
16K02174
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学・印度哲学・仏教学
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研究機関 | 都城工業高等専門学校 |
研究代表者 |
藤永 伸 都城工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (70209071)
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研究分担者 |
堀田 和義 岡山理科大学, 工学部, 准教授 (90548687)
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研究協力者 |
藤本 優美
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ジャイナ教 / 戒律 / 『スターナーンガ経』 / スターナーンガ経 / ジャイナ / 教団戒律 / スターナーンガ |
研究成果の概要 |
『スターナーンガ経』の本文およびアバヤデーヴァのサンスクリット注を電子テキスト化し、今後の研究をより容易に出来る基礎とした。これによってジャイナ教の戒律などが聖典期にどのような形で纏まっていったかを研究した。特に戒律を犯した場合に科せられる滅罪行の区分について、従来知られているものとは異なったものが想定されていることを知ることが出来た。更に後続するジャイナ教文献に見られる禅定の実践との繋がりも解明し、歴史的変遷をたどることが出来た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在に生きる文化としてのジャイナ教の一面を出家者の戒律を研究することによって明らかにすることが出来た。今回の研究は文献的な側面が主であったが、従来は研究者の間でも関心を持たれていなかった『スターナーンガ経』が今後は広く研究される一助となると思われる。また同経がもつ百科辞典的な側面にも関心が集まる事を期待したい。可能であれば、日本語に翻訳した上で、解説を付して、一般社会にも情報が共有されるようにしたい。
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