研究課題/領域番号 |
16K02187
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 皇學館大学 |
研究代表者 |
河野 訓 皇學館大学, 文学部, 教授 (20329907)
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研究分担者 |
田井 健治 皇學館大学, 文学部, 助手 (10781312)
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研究協力者 |
新田 惠三
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 神仏分離 / 廃仏毀釈 / 宗教都市 / 伊勢 / 神仏習合 / 神仏判然 / 宇治山田 / 修験道 / 伊勢神宮 |
研究成果の概要 |
伊勢(宇治と山田)を中心に拡がる神宮に関係する別宮・摂末社等125社の文献調査と現地調査を行い、これまでの明治維新の廃寺を中心とした寺院研究、及び近世以降、記録されている神祠・仏堂研究と結合させ、大きく変容した明治維新期の伊勢の宗教状況を明らかにした。また、明治維新時の各地における神仏分離にともない廃仏毀釈が激しく行われた府・藩・県及び山岳信仰の見られた霊山について文献調査、資料収集、現地調査を行い、個別の特殊な事情や行われた時期や規模による相違点などを明らかにし、報告書にまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在は日本の神道の中心の一つとなっている伊勢(宇治・山田)について、近世の神仏習合の状況を確認した上で、近世の寺院や神祠・仏堂の分布に加え、神宮関連の125社についてもその所在・性格等と明らかにし、近世から明治維新にかけての伊勢の宗教状況を明らかにした。また、明治維新政府の神仏分離政策にともない日本各地で激しい廃仏毀釈が見られたが、その展開の様子、個別の特徴などを文献・資料調査と現地調査で明らかにした。
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