研究課題/領域番号 |
16K02217
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 二松學舍大學 |
研究代表者 |
小山 聡子 二松學舍大學, 文学部, 教授 (80377738)
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研究分担者 |
大江 篤 園田学園女子大学, 人間教育学部, 教授 (10289051)
近藤 瑞木 首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (20305402)
斎藤 英喜 佛教大学, 歴史学部, 教授 (40269692)
水口 幹記 藤女子大学, 文学部, 准教授 (40339643)
竹下 悦子 (牧角悦子) 二松學舍大學, 文学部, 教授 (40181614)
山田 雄司 三重大学, 人文学部, 教授 (90314103)
北條 勝貴 上智大学, 文学部, 准教授 (90439331)
赤澤 春彦 摂南大学, 外国語学部, 准教授 (90710559)
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研究協力者 |
佐々木 聡
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 病気治療 / 呪術 / モノノケ / 陰陽師 / 調伏 / 東アジア / 霊魂 / 幽霊 / 邪気 / 物記 / 陰陽道 / 神祇 / 怨霊 / 験者 / 医書 / 前近代 |
研究成果の概要 |
本研究では、前近代日本の病気治療と呪術の変遷について、各自の専門とする時代を中心に史料調査などを行なった。1年に2回から3回の研究会を開き、各自の調査および研究成果を報告し、議論してきた。 本研究では、日本についても、東アジア全体で考えていくべきであるとする認識を持ち、海外の研究者とも連絡を密にしてきました。2018年8月には、中国の浙江工商大学を会場に、国際シンポジウム「東アジアの歴史における病気治療と呪術」を主催した。本研究の成果は、前近代日本の病気治療と呪術に関して、各自の専門分野から論じた論集を2019年度末までに出版する予定となっており、現在、準備中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
前近代日本の病気治療と呪術については、史料調査も十分になされておらず、未詳な部分が非常に多い。そこで本研究では、各自の専門分野から史料調査を行い、前近代日本の病気治療と呪術についての論文を精力的に発表してきた。全体の研究成果については、2019年末出版予定の『前近代日本における病気治療と呪術』にまとめる予定である。 前近代の日本人の精神世界を明らかにする上で、病気治療と呪術の研究は不可欠である。とりわけ、治療者として活躍していた僧侶や陰陽師による病気治療の変遷を論じることによって、精神世界の一端を明らかにすることができた。
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