研究課題/領域番号 |
16K02223
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 追手門学院大学 |
研究代表者 |
武田 裕紀 追手門学院大学, 基盤教育機構, 教授 (50351721)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | デカルト / 次元 / ノエル神父 / メルセンヌ / 数学の確実性 / マテーシス(数学) / 想像力 / 記号化 / マテーシス / パスカル / 二項数の立方根 / アルノー / 学問的方法論 |
研究成果の概要 |
近代初期における諸学問(とりわけ数学や自然科学)のあり方の変化について、その方法や論証という観点から検討した。そのさいに、17世紀の前半に活躍したメルセンヌと、後半に活躍したアルノーという人物を参照軸として取り上げて、この参照軸を通して、デカルトやパスカルといった当時の大学者たちが、いかなる点で革新的であったのかを明るみに出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代の日本人も享受している近代科学について、その誕生の瞬間までさかのぼり、現代では当然と考えられている自然観や科学的方法が、いかなる困難を克服することで成立していったのかを見ていくことは、歴史的興味のみならず、科学的思考や科学的リテラシーとは何かという問題にも、大きなヒントを与えることができる。
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