研究課題/領域番号 |
16K02254
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 相模女子大学 |
研究代表者 |
岡部 芳広 相模女子大学, 学芸学部, 教授 (50582152)
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研究分担者 |
岩井 正浩 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 名誉教授 (80036392)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 石垣島 / 台湾 / 芸能 / 華僑 / 移民 / 八重山諸島 |
研究成果の概要 |
琉球華僑総会八重山分会と八重山台湾親善交流協会の活動に焦点を当て、検討をした。琉球華僑総会八重山分会では、担い手が不足しており、芸能の伝承が難しくなっていることが明らかになった。また、八重山台湾親善交流協会は、台湾人入植者に対する感謝の念が基調理念としてあり、その感謝の念は個人的な感謝だけではなく、「社会としての感謝」であり、石垣島社会の中で伝えていく役割を担っていることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
移民に対する「感謝」を基盤として、八重山と台湾の交流がなされているという、国際交流の珍しい形態であると指摘した。また、石垣島社会の発展を歴史的に見たとき、その根底に台湾人入植者による農業開発があり、それを個人的な感謝ではなく「社会としての感謝」として、八重山台湾親善交流協会が石垣島社会で伝えていく機能を担っているということを指摘した。
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