研究課題/領域番号 |
16K02291
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 神田外語大学 (2018) 国立歴史民俗博物館 (2016-2017) |
研究代表者 |
櫻庭 美咲 神田外語大学, 日本研究所, 講師 (20425151)
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研究分担者 |
荒川 正明 学習院大学, 文学部, 教授 (70392884)
野上 建紀 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (60722030)
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研究協力者 |
大橋 康二
西田 宏子
藤原 友子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 日本美術史 / 文化交流史 / 工芸史 / 考古学 / ドイツ美術 / 西洋美術史 / 美学 / 東西交流史 / 美術史 / 東西交流 / ドイツ / コレクション史 / 工芸 / 国際交流 / 国際研究者交流 / 陶磁史 / 在外日本美術 / 文化財 / 東西文化交流 / 工芸・意匠 / 東西交流史、陶磁史 |
研究成果の概要 |
本研究では、アウグスト二世(通称アウグスト強王)が、「日本宮」のために収集した大規模な陶磁コレクション(ドレスデン国立美術館磁器コレクション館所蔵)の悉皆調査を軸に、研究を進めた。同コレクションの総目録編纂にむけた大規模な国際共同プロジェクトへの参加を通じ、日本磁器約800点を熟覧して得た結果をデータベース化し、総目録の英文作品解説約440点分を完成、文様の図像研究にも知見を得ることができた。これらは総目録の一部として公開予定である。受容史的な観点からみた「日本宮」における日本表象の変遷についても、建築図面等の文献研究・磁器作品研究の両面から確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アウグスト強王コレクションは、約8千点という規模を誇る。18 世紀作成の所蔵品目録が現存するという史料的価値に裏打ちされた明確な伝来に加え、強王の没年により入手時期の下限を1733年に限定しうる点からも評価に値する。かような基準資料としての価値をともなう大規模な陶磁コレクションは、世界的に見て比類がない。それゆえ、所蔵品目録の全ての磁器の記録を実物の磁器と照合し、網羅的に収録した総目録を作成し英文で公開することは、至大な意義をもつ。本研究の成果を国際的に共有することは、日本側での肥前磁器の生産窯研究の基準資料の増加にもつながり、国内外双方の学術的進展が期待される。
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