研究課題/領域番号 |
16K02312
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
中原 ゆかり 愛媛大学, 法文学部, 教授 (00284381)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 太鼓音楽 / 組太鼓 / 創作太鼓 / 伝統 / 創造 / 世界音楽 / つながり / 記録 / 共有 / 大衆芸能 / 地域社会 / 太鼓 / 祭 / 芸術諸学 |
研究成果の概要 |
戦後日本で誕生した太鼓音楽の「発展期」(1970代-1990代)を対象に調査をおこなった。その結果、この時期の特徴として次の5点が明確になった。(1)太鼓音楽の著しい普及により、発展期後期は「太鼓ブーム」とも呼ばれた。(2)女性の打ち手が増加した。(3)太鼓職人が増加した。(4)障害者の療育として取り入れられるようになった。(5)海外へと普及し、国境をこえた交流が頻繁になった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
太鼓音楽は近年、北米のエスニシティ研究やジェンダー研究、心理学等で取り上げられるようになった。しかし、いまだ全体像はみえにくい。その全体像を太鼓音楽史という観点から明確にする本研究は、大衆音楽史、戦後社会史に貢献できるものである。また太鼓を中心に大衆レベルでのグローカルな繋がりを提示する本研究は、過去と現在を知り、未来を考えるための重要な資料として社会的に意義のあるものである。
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