研究課題/領域番号 |
16K02315
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
針貝 綾 長崎大学, 教育学部, 教授 (70342425)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | バイエルン産業博物館 / 見本コレクション / 手本コレクション / マイスター・コース / ニュルンベルク / テオドール・フォン・クラマー / マイスターコース / ドイツ美術工芸 / ドイツ / 美術工芸 / 美術工芸教育 / 産業博物館 / ユーゲント・シュティル / 手工業 / 近代 / 芸術諸学 / 美術史 / 美学 |
研究成果の概要 |
本研究では、ゲルマン国立博物館等における資料調査により、以下の点を確認した。ニュルンベルクのバイエルン産業博物館が、①見本コレクションと手本コレクション、科学技術コレクションの展示を行ったこと、②1897年館長フォン・クラマー設計による新館を完成させたこと、③新館では、万国博覧会などへの出展、新しい図案や図面の作成、新しい技術や素材の研究、特許に関わる手続きの支援など、社会からの様々な要請に対応したこと、④1901年には美術工芸マイスター・コースを新設し、美術工芸の新しい意匠に新風を吹き込んだベーレンスやリーマーシュミート、ハウシュタイン、アドラーら新進芸術家をコース長として招聘したこと。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な意義は、バイエルン産業博物館新館の機能とそのバイエルン産業博物館史における重要性を再評価した所にある。また、本研究の社会的意義については、美術館・博物館の機能、美術・工芸家の養成制度やリカレント教育、教育普及の在り方を問い、ひとつの参考例を提示する所にあると考えられる。
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