研究課題/領域番号 |
16K02322
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 明星大学 (2018) いわき明星大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
奥村 賢 明星大学, デザイン学部, 教授 (30552583)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 映像保存 / 映像利用 / 映画保存 / 映画利用 / 記録映画 / 映像記センター / 映像カルチャーホール / 牛山純一 / 日本映像カルチャーホール / 映像 / 遺産 / 目録 / 映画文化 / 発掘映画 / ドキュメンタリー / 字幕 / 映像遺産 / 映画遺産 / 日本映像カルチャーセンター / 映画論 / 映画遺産の公開・保存 |
研究成果の概要 |
本プロジェクトは、「日本映像カルチャーセンター」(1972年設立)所蔵の作品コレクションに再び光をあて、貴重な映像遺産の意義をあきらかにしようとするもので、具体的作業としては映像作品の目録化(カタロギング)の完成に力を集中した。この作業では、既存の 所蔵情報の誤りを正しながら、将来の映画利用の基盤となるより正確かつ有効な作品目録を実現させた。また、重要度の高いいくつかの作品について音声や字幕の日本語化作業も同時並行で実施し、映画上映のさいに活用できる日本語資料も作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
文化遺産の保護はいまや世界の潮流となっているが、問題は山積みで、保護すべき対象なのにいまだ未着手となっているものが数多くある。なかでも映像遺産については、実質的な保存活動はまだ緒に就いたばかりというのが実情だといえよう。長い歳月陰に隠れてしまっていた貴重なフィルムの再評価を試みた本研究は、フィルムの基本データの完成といった学術的意義のみならず、上記のような状況を少しでも改善し、日本の映像文化のさらなる発展に寄与するものになったと考えられる。
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