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光吉夏弥所蔵資料の整備及び公開のための基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K02327
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 芸術一般
研究機関白百合女子大学

研究代表者

猪股 澄子 (白井澄子)  白百合女子大学, 人間総合学部, 教授 (80154350)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード児童文学 / 翻訳児童文学 / 児童文化 / 文学一般 / 絵本作家 / 書誌情報 / 芸術一般 / 表象文化論 / 絵本 / 出版
研究成果の概要

本研究では、戦後日本の児童書出版界において中心的な役割を果たした故光吉夏弥(1904-89)が所蔵していた絵本、児童書、児童文化関連資料のうち、光吉が蒐集した情報を記録した「情報カード」45,909枚の調査、整備を行い、カード記載の情報とその画像をデータベース化した。その結果、光吉が戦前、戦後に蒐集した国内外の児童文学・文化に関する膨大な情報を一望できるようになった。また、これまで31個の木箱に収納され、取り出しにくかった「情報カード」をファイルに収めることにより、容易に閲覧できるようになった。これにより、絵本や児童書の研究、出版、翻訳に携わる人々が活用できるデータの基盤を築くことができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

光吉が蒐集した情報には、戦前、戦後の児童文学・文化に関する国内外の貴重な情報が含まれている。本研究で作成したデータベースには、「情報カード」に記されている様々なキーワードを反映させているため、データを研究目的に合わせて多角的に縦断検索し、利用できる。また、光吉のカードにはインターネットではすぐに探し出すことができない作家や作品などの情報が多く存在することがわかり、それらを前景化することにも成功している。さらに、閲覧の利便性と保全の観点から、カードの現物はクリアポケットに入れてファイリングしたので、テーマの違う複数のカードを同時に閲覧して情報を横断的に参照することができるようになった。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 光吉夏弥による児童書翻訳ー蔵書整理カードに着目して2019

    • 著者名/発表者名
      生駒幸子
    • 学会等名
      絵本学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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