研究課題/領域番号 |
16K02328
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
|
研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
石川 達夫 専修大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (00212845)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | ゴシック / チェコ / プラハ / 美麗様式 / 美しいピエタ / 美しい聖母 / ヴォールト / 美しい様式 / 大聖堂 / 尖頭アーチ / オロモウツ / クシヴァーク / ピエタ / 聖母 / カレル / カルルシュテイン / ブルノ / プルゼニュ / コリーン / ヨーロッパ文化史 / 表象文化論 |
研究成果の概要 |
本研究は、チェコ・ゴシックの文化と精神を総合的に捉え、諸作品に表れている特徴的な表象やモチーフ(ピエタと聖母子像など)を通してチェコ・ゴシックの特徴を探ることを目的とし、チェコ・ゴシックの建築・美術・文学・音楽、更にチェコ・ゴシックの政治・社会的背景について具体的に明らかにした。その際、特に、「国際ゴシック様式」のチェコ的分枝として捉えられる「美麗様式」を鍵として、その成立、代表的諸作品、特徴を明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、ヨーロッパのゴシック文化の重要な一部でありながら、日本ではあまり知られていなかったチェコ・ゴシックの全体像とその政治・社会的背景を明らかにすると同時に、特にチェコ・ゴシック文化の華とも言うべき「美麗様式」とその代表的諸作品とその成立の背景を明らかにした。これによって、ゴシック研究を広げ、知られざるチェコ・ゴシック芸術の傑作を紹介し、チェコ・ゴシックと教会分裂、ペスト禍、宗教改革などとの関係についての知見を提供した。
|