研究課題/領域番号 |
16K02334
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
鈴木 晶 法政大学, 国際文化学部, 名誉教授 (50196804)
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研究協力者 |
高島 登美枝
設楽 聡子
森 立子
川島 京子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 舞踊史 / バレエ史 / ロマンティック・バレエ / ジゼル / 舞踊学 / バレエ / 19世紀ヨーロッパ文化 / 歴史的変遷 / ダンス |
研究成果の概要 |
近代バレエは1830年代から40年代にかけて最初の隆盛を迎えたが、当時のバレエはそのままの形ではひとつも残っていない。本研究では、現存する最古のバレエである『ジゼル』について、初演当時の作品を極力再現し、その後どのような変遷を経て現在の形になったのかを明らかにしようとする試みである。結論を一言でいうならば、演劇的な部分が大幅に削除され、舞踊的部分が増えたことが明らかになった。詳しい研究成果は2019年に出版予定。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近代バレエは1830年代から40年代にかけて最初の隆盛を迎えたが、現在上演されている当時のバレエはいずれも後世に大きく改訂されており、現在の形にもとづいて当時のバレエを論じることも、正しいバレエ史を書くこともできない。本研究は、現在上演されている『ジゼル』が初演時とは大きく異なり、演劇部分が減って舞踊部分を付け加えられたことを明らかにした。これによって、正しいバレエ史へ一歩近づいたといえる。
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