研究課題/領域番号 |
16K02367
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
妹尾 好信 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 教授 (10171357)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 岩国市の古典籍 / 吉川史料館蔵書 / 岩国徴古館資料 / 吉川家寄贈図書類 / 岩国学校教育資料館蔵書 / 岩国市中央図書館和装図書 / 岩国学校教育資料館 / 和綴教科書 / 寺子屋教科書 / 和漢古典籍目録 / 書誌情報 / デジタル画像 / 収蔵資料検索システム / 岩国徴古館 / 岩国市立学校教育資料館 / 吉川史料館 / 岩国市学校教育資料館 / 岩国市中央図書館 / 吉川家寄贈図書 / 書誌学 / 文献学 |
研究成果の概要 |
吉川氏の城下町である山口県岩国市には膨大な量の古典籍が伝存しているが、それらはいくつもの施設に分かれて所蔵されているため全体像がつかみにくく、研究者や一般市民の利用に十分供しきれているとは言いがたい現状にあった。 そこで本研究では、吉川史料館、岩国徴古館、岩国学校教育資料館、岩国市中央図書館の4施設に所蔵されている和漢古典籍を悉皆調査し、詳しい書誌情報を公開するとともに、古典籍の分類法に基づく総合的な古典籍目録を作成するためのデータ収集を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
古典籍資料はただ保存して後世に伝えるだけではなく、研究資料としてそれらを必要とする人々の目に触れ、手に取って読むことができなければ存在価値がない。そのためにはどこにどのような古典籍が所蔵されているのか、詳しい情報が公開される必要がある。岩国市に伝存する古典籍については、冊子体の目録や収蔵資料検索システムで所蔵情報は公開されているが、掲載されている書誌情報は簡略なものであった。 本研究によって、詳しい目録の作成ならびに検索システム上の書誌情報の更新を行い、飛躍的に充実させることができた。また、悉皆調査により伝存する古典籍の全貌が把握できたので、総合的な分類目録作成のためのデータがほぼ整った。
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