研究課題/領域番号 |
16K02381
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
金子 貴昭 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 准教授 (20411150)
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研究協力者 |
宮川 真弥
韓 禅学
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 板木 / 版木 / 東アジア / 木版 / デジタルアーカイブ / 比較研究 / 近世出版 |
研究成果の概要 |
本研究では、従来、日本国内のみを対象として行ってきた板木研究の範囲を東アジアに拡大し、中国・韓国・ベトナムとの比較板木研究を可能とすべく、各国の木版研究者との研究交流体制を構築した。また、単なる交流にとどまらず、研究交流を実際的なものとするため、海外所蔵機関の板木デジタルアーカイブ構築に着手した。 同時に、東アジア諸国と比較して、脆弱な日本の板木保存体制を克服すべく、板木デジタルアーカイブによる日本国内の板木資料の集積と保存を進捗させた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の印刷史においては、板木を用いた印刷の比重が大きかったが、その手法は決してわが国独自のものではなく、東アジア地域に共通するものであった。そうした観点から、日本と同様の木版印刷文化を持つ東アジア各国(中国・韓国・ベトナム)との比較研究体制を構築すべく、国際シンポジウムへの参加や、国際ワークショップの企画・運営をおこないつつ、各国の研究者との交流体制を構築した。
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