研究課題/領域番号 |
16K02385
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 帝塚山大学 |
研究代表者 |
王 冬蘭 帝塚山大学, 経済経営学部, 非常勤講師 (80319920)
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研究分担者 |
惠阪 悟 帝塚山大学, 文学部, 講師 (20708979)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 台湾 / 植民地時期 / 能楽 / 謡曲 / 能舞台 / 植民地 / 能楽展開 / 謡曲社中 / 謡曲指導者 / 能楽上演 / 台湾能舞台 / 大村武 / 近代能楽史の一端 / 台湾における能狂言 / 台北能舞台 / 戦前、台湾における能謡会 / 台湾日日新報 / 小川尚義 |
研究成果の概要 |
資料、情報を収集、整理、考察を通じて、台湾における能楽は観世流、喜多流、宝生流により展開され、台湾能謡界の形成、主な能楽指導者の活動、各流の主な社中、倶楽部の沿革、日本能楽師による能楽公演と現地の能楽関係者が行った上演、能舞台の建造、三流連合組織の成立や役割などについて把握した。台湾能楽展開の大体の筋道を明らかに、台湾能楽簡略史を描くことが出来るようになってきた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題の日本統治下の台湾における能楽活動の基礎研究は、植民地における能楽の研究でもあり、日本能楽史と切り離すことが出来ない研究でもある。台湾能楽の主な指導者の活動、各流の主な社中、能楽公演、能舞台の建造などについての研究結果は、従来研究なされておらず、知られていないこの分野の空白をある程度埋め、今後台湾植民地統治時代の演劇研究に資料を提供することができた。
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