研究課題/領域番号 |
16K02399
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
黒石 陽子 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40247268)
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連携研究者 |
内ヶ﨑 有里子 岡崎女子大学, 子ども教育学部, 教授 (00279960)
有働 裕 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20213465)
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研究協力者 |
加藤 康子 東京学芸大学・東海大学・立正大学, 非常勤講師
細谷 敦仁 東京都立戸山高等学校, 主幹教諭
杉本 紀子 東京学芸大学, 附属国際中等教育学校, 主幹教諭
檜山 裕子 立教女学院中学校高等学校, 教諭
瀬川 結美 東京学芸大学, 附属図書館
佐藤 智子 世田谷区立桜小学校, 教諭
森 節男 大阪市立大学, 大学院
奥田 粋ノ介 東京学芸大学, 大学院
石田 智也 東京学芸大学, 大学院
手塚 翔斗 東京学芸大学, 大学院
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 初期草双紙 / 黒本 / 青本 / 黄表紙 / 合巻 / 古典教材 / 絵と言葉 / 小学校 / 絵 / 言葉 / 赤本 / 古典入門 / 教材開発 / 草双紙 |
研究成果の概要 |
現代のマンガやアニメーションの源流となる中世から近世にかけての絵巻物や絵本のうち、近世中期に印刷物として刊行された初期草双紙(赤本・黒本・青本)を中心に、その後の黄表紙や合巻までを視野に入れ、その表現方法としての絵と文の関係性について研究した。 近代以降のマンガの表現方法には見られない独自の表現方法が多様にあることが明らかになり、その発想のあり方は日本の文化を考える上でも有効な資料となることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近世中期に刊行された初期草双紙で未調査、未翻刻の作品を調査し、書誌調査(諸本調査を含む)、翻刻、語釈、絵の表現方法の特色について分析した。これを研究誌「叢 草双紙の翻刻と研究」の38号から40号までに発表し、近世文学研究者を中心に広く配布し、資料提供を行うともに、研究成果を問うた。 これらの成果については、さらに研究者以外の一般読者や関係研究者の目に触れるよう、近年、分かりやすい形にして公刊を目指している。またこれらの成果の一部は学校教育の場でも古典教材として活用できるよう、教材研究とその授業実践を行っており、その成果についても上記研究誌に掲載している。
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