研究課題/領域番号 |
16K02421
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
大森 英実 (木内英実) 東京都市大学, 人間科学部, 准教授 (70331501)
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研究協力者 |
鈴木 一正
岡崎 史
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 中勘助 / 直筆資料 / 創作方法 / 直筆原稿 / 旧蔵書 / 静岡市所蔵 / 資料目録 / 目録 / 書き入れ調査 / 文学資料のデジタル化 / 文学資料目録 / 外国語資料の日本語翻訳 / 作家直筆資料 / 国文学 |
研究成果の概要 |
期間内において静岡市中勘助文学記念館収蔵庫建設に伴い研究対象とした中勘助関係資料の閲覧が停止した。そのため研究は渡辺外喜三郎氏による1986年発表以降中断していた「中勘助参考文献目録」作成並びに、「完成版静岡市所蔵中勘助旧蔵書目録」作成・一部直筆資料のデジタル化に限定して取り組むこととなった。この結果、学会研究発表4件、著書・論文発表5件の成果を残すことができた。特筆すべきは「中勘助参考文献目録(木内英実・鈴木一正編)」を拙著『神仏に抱かれた作家 中勘助』に収録できたこと、「完成版静岡市所蔵中勘助旧蔵書目録」(2017年度に寄贈Ⅰ・Ⅱ期分、2019年度にⅢ期分を加筆)を完成させたことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果としての「中勘助参考文献目録」について、1986年度以降公刊された岩波書店版『中勘助全集』を始め、作品の背景を示した同全集月報記事などの文献を中心に、静岡市所蔵資料の中に発見した中勘助文学評としては最古のものに分類される1924年9月29日『東京日日新聞』掲載、井上生「中勘助氏の作品(一)自然の頌歌として」等を収録できたことは、今後、中勘助文学若手研究を支援する上で大変有意義であろう。 また「完成版静岡市所蔵中勘助旧蔵書目録」にNDCによる分類記号を付した結果、研究成果報告書内「『静岡市所蔵中勘助旧蔵書目録』について」において記した通り、待望の旧蔵書の分類内訳が明らかとなった。
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