研究課題/領域番号 |
16K02468
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
小林 酉子 東京理科大学, 理工学部教養, 教授 (60277283)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 英国ルネサンス演劇 / 舞台衣装 / 宮廷マスク / スチュアート朝 / ジェイムズ朝 / 室内劇場 / 英国スチュアート朝 / 演劇 / 商業劇団 / 都市型道化 / 宮廷饗宴 / 商業劇場 / 英米文学 |
研究成果の概要 |
本研究は、英国スチュアート朝(1603-1649)における A.王室演劇舞台、B.民間演劇舞台の演出の実態を再現し、A.B 各々の具体的な実相と商業劇団の係わりを明らかにすることを目的とした。 17世紀前半は、宮廷マスク(仮装仮面劇)、民間の室内・屋外劇場、市内の野外式典がそれぞれに発展を遂げ、職業俳優はそれらのすべてに深く関わっていた。本研究では、商業劇団の活動を通して、これまで不明な部分が多かった舞台衣装の調達方法、王室・民間の舞台演出を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヨーロッパ中近世の舞台では視覚効果が重視され、衣装はとりわけ重要な要素で、劇団の財産でもあった。舞台衣装は、劇団経営、集客、舞台演出に占める役割が大きかったにも拘わらず、これまで研究対象としては殆ど取り上げられてこなかった。本研究は舞台衣装を通して、王室と民間での舞台演出、双方の劇場舞台をつなぐ劇団の活動実態を解明しようとした。商業劇場における新たな道化の出現、特殊衣装の具体像、室内劇場への宮廷マスク演出・衣装の導入など、本研究で明らかになった点は多い。
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