研究課題/領域番号 |
16K02477
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 神戸薬科大学 |
研究代表者 |
赤井 朋子 神戸薬科大学, 薬学部, 准教授 (70309433)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 演劇史 / 近代イギリス演劇 / 国際化 / 国際移動 / 英国性 / ノエル・カワード / イギリス演劇 / レヴュー / 英国演劇 / 音楽劇 / ミュージカル・レヴュー / 英米文学 / 芸術諸学 |
研究成果の概要 |
1910~30年代のロンドンにおいては、ミュージカルに先立つ様々な演劇や芸能(ヴァラエティ、レヴュー、オペレッタなど)が上演されていたが、それらのジャンルは当時、ロンドンに限らず、欧米の主要な都市や日本国内においても、同様に流行していた。本研究は、ロンドンにおけるその種の演劇(特にレヴュー)が、外国の演劇文化を移入し国際化していく過程において、どのように国民的性格を持つものへと変化していったのかを明らかにするものであった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、この時代の日本における同種の演劇も研究・調査の対象としたが、そうすることにより、イギリス演劇に限定しない、国境やジャンルを超えた広い視点の元に新しい成果を提供することができた。また、日本文化に影響を与えてきたものとしてとらえられることの多い西洋文化も、同じように外国文化の影響を受けながら独自の変化を遂げてきたことを、イギリスのポピュラー音楽劇の発展過程の中からいくらかでも見いだすことができたのは有意義であった。
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