研究課題/領域番号 |
16K02501
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
ゴーマン マイケル 広島市立大学, 国際学部, 教授 (20625892)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | Cosmopolitanism / Imperialism / Modernism / Rurality / Boxer Rebellion / Willa Cather / World War I / Slow Violence / Internationalism / Great War / rural cosmopolitanism / imperialism / The Boxer Rebellion / cosmopolitanism / American literature / rurality / アメリカ文学 / ウィラ・キャザー |
研究成果の概要 |
本研究では、従来欧米文化を享受してきたとされるウィラ・キャザーの批判的理解を深めた。キャザーの世界的意義と同時代の関連性を明らかにするために、キャザー作品における文化多様性、コスモポリタニズム、トランスナショナリズムのテーマを検証した。特に、キャザー作品の先住民文化への言及に対する理解を深め、アメリカにおける中国の風習について調査し、初期作品における中国人表象、持続可能性、環境危機を分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的・社会的意義は、これまでリージョナルな作家、あるいはヨーロッパとの関連性を中心とした文化的検証に限定されてきたウィラ・キャザー研究の拡大に貢献したことにある。キャザーのアジアへの関心やアメリカにおける周縁化された人びとに対する共感に光を当てると同時に、アメリカ例外主義、セトラー・コロニアリズム、帝国主義に対するキャザーの鋭い認識を明らかにした。
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